「アフィリエイトで稼げない」「もう挫折しそう」という声は、インターネットで少し調べるだけでも数多く見つかります。
実際、「アフィリエイトなんて全然儲からないじゃん」「思っていたより大変でやめたい」といった感想を抱いている初心者は少なくありません。しかし、アフィリエイトで実際に大きな収益を上げている人がいるのも事実です。
では、なぜ「稼げない人」がいる一方で、「ちゃんと稼いでいる人」も存在するのでしょうか?
結論から言えば、「アフィリエイトはやり方しだいでしっかり稼ぐことができるビジネス」です。むしろ、正しい方法・正しい考え方で取り組んでいる人にとっては十分に魅力的な収入源となり得ます。
しかし、自己流でなんとなく記事を書くだけではうまく稼げないのも事実です。「やり方がいけないだけ」という言葉は厳しく感じるかもしれませんが、正しくは「成果につながるやり方を知らないだけ」なのです。
「アフィリエイトは稼げない」と検索している人のために、アフィリエイトの正しい稼ぎ方・成果が出る考え方を実際に稼いだ人間が詳しく解説していきます。
これから始める人はもちろん、すでに挫折しかけている人も、ぜひ参考にしてみてくださいね!
アフィリエイトで稼げないと感じてしまうのには理由がある?
アフィリエイトを始めたばかりの人や、数カ月取り組んだけれど成果が出ないと感じている人は、以下のような理由によって「やっぱり稼げない」と思い込みがちではないでしょうか。
すぐに結果を求めてしまう
アフィリエイトに限った話ではありませんが、ビジネスで成果を出すには一定の時間が必要です。特にアフィリエイトの収益は、
- サイトを育てる
- 検索エンジンに評価してもらう
- ユーザーが増える
といったステップを踏むことで徐々に伸びていきます。
しかし、インターネット上では「1日で◯万円稼げる」「初心者でも簡単に大金をゲット」など、刺激的な宣伝文句が目立つのも事実。
そのため、すぐに結果が出ない現実と理想のギャップに落胆し、「やっぱり稼げないじゃん」と諦めてしまう人が多いのです。
闇雲に記事を書いている
アフィリエイトで重要なのは「ユーザーが求めている情報を提供すること」です。ところが、ただやみくもに商品紹介の記事を書いたり、日記のような記事ばかり量産したりしていませんか?
アクセスを集めるためには、検索需要のあるキーワードを調査し、そのキーワードに対して読者が納得する情報を提供する必要があります。
つまり、SEO(検索エンジン最適化)を意識しながら、読む人の課題を解決できる記事を書くことが大切です。これを実践せず、ただ「なんとなく記事を書いているだけ」の状態だと、検索からのアクセスは伸びず、当然収益も上がりません。
マネタイズの導線が整っていない
せっかくアクセスがあっても、アフィリエイトリンクの貼り方の導線が下手だと読者が商品やサービスを購入する行動には結びつきません。
読者が「次にどう行動すればいいか」が分からないサイトでは、どんなに素晴らしい記事があっても収益は上がりにくいのです。
「稼げない……」と嘆く人の多くは、この導線設計が疎かになっており、商品リンクを雑に貼っているだけの場合がほとんどです。
ここを参考にしてみてください。
「アフィリエイトは稼げる」と言われるのはなぜ?
それでもアフィリエイトは「稼げる」「副業にもおすすめ」と紹介されている場面をよく目にするはずです。それには主に以下の理由があります。
初期費用が少なくリスクが低い
アフィリエイトを始めるにあたっては、サーバー・ドメインの費用など最低限はかかりますが、一般的な開業資金と比べると圧倒的に低コストです。
ブログサービスを活用すれば無料からでもスタートできます(ただし収益化には制限もあります)。大きな在庫を抱える必要もなく、商品発送などの手間も基本的にはありません。
つまり、低リスクでありながら、一度仕組みが軌道に乗れば収益は青天井になり得る点で、非常に魅力的なビジネスモデルなのです。
情報発信のニーズは高まる一方
ネットショッピングを利用する人が増え、商品やサービスを探す際には「口コミ」「比較記事」「使用感レビュー」などの情報を事前にチェックするのが当たり前の時代になりました。
企業やブランドにとっても、自社サイトだけではなく、個人ブログや比較サイトなど外部サイトからの流入は重要視されています。したがって、アフィリエイターが発信する情報の役割はますます重要になっているのです。
このように市場そのものが拡大傾向にあるため、正しい方法でアフィリエイトを行えば十分に稼げる余地はあります。
実際に高収益を出している事例が多い
月に数千円〜数万円程度ならともかく、アフィリエイトで月数十万円〜数百万円という高額を稼いでいる人も現実には存在します。
これはアフィリエイト自体が「嘘のビジネス」ではないことを示す一つの証拠でもあります。もちろん誰もがすぐにそうなれるわけではありませんが、正しいノウハウを学び、実践を積み重ねることで収益を伸ばすことは可能です。
ただ稼げていない人の方が圧倒的に多いのは事実なので「私は稼げています!」という声は目立ってしまう事も確かだと言えますね。
稼げる人と稼げない人の違い:最初に押さえるべきポイント
稼げる人と稼げない人の違いは、突き詰めて言えば以下の3点に集約されます。
- キーワード選定・コンテンツ設計のリサーチをしっかり行っているか
- 読者ファーストを意識したコンテンツを作れているか
- 成果が出るまで継続的にPDCAを回せるか
自己流でがむしゃらに記事を書いても、これらの要素が欠けていると全く成果が出ないまま時間だけが過ぎてしまいます。一方、初心者でもこのポイントを意識して実践すれば、少しずつアクセスや収益が伸びていくのを感じられるでしょう。
市場調査:収入なしは38.4%にもののぼる?
アフィリエイトマーケティング協会の市場調査によると2024年度でアフィリエイトによる収入なしは38.4%でした。約4割の方は全く稼げていないという結果なんですね。
アフィリエイト=楽して簡単に稼げるというのは間違った情報という事です。しかしキチンとした情報を得て勉強して戦略を立てて戦えば稼げます!
参考
実践編:ジャンル選びで決まります!
アフィリエイトで稼ぎやすいかどうかは「ジャンル選び」でほぼ決まるといっても過言ではありません。具体的には以下の点を意識すると良いでしょう。
需要のあるジャンルを選ぶ
需要がないジャンルを選んでも検索ボリュームが少なく、ユーザーも集まりにくいです。
もちろん「ライバルが少ないから狙い目」という考え方もありますが、全く需要がないジャンルではユーザーがいないので稼ぎようがありません。最初は競争の激しいジャンルを無理に狙うよりは、自分が書きやすく、ある程度需要のあるジャンルを選ぶのがおすすめです。
自分が興味・関心を持てるジャンルは何?
人は興味がない分野に関しては、調べるモチベーションも薄れてしまいます。
また、そのジャンルが好きでないと継続して情報発信するのが苦痛になりやすいです。アフィリエイトは成果が出るまでに時間がかかることが多いため、興味を持てる分野に取り組むほうが結果的に続けやすく、成功につながりやすいでしょう。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)で報酬単価を確認する
需要と興味が揃ったとしても、そのジャンルに合う商材がなければ収益化は難しいです。
また、報酬単価が極端に低い商材ばかりでは、膨大なアクセスを集めなければ大きな収益は見込めません。複数のASPをチェックして、扱える商材の豊富さや報酬単価も合わせてリサーチしておきましょう。
ASPによって報酬単価が違うという事もありますので複数のASPに登録しておく事をおすすめいたします。
実践編:質の高いコンテンツを作るためには?
ジャンルや商品を決めたら、次は質の高いコンテンツを作ることに注力しましょう。
いくら有望なジャンルでも、記事の質が低ければアクセスは集まらず稼ぎも伸びません。
キーワードリサーチを徹底する
記事のテーマを決める際には、必ずキーワードリサーチを行いましょう。
たとえば「ダイエットサプリ おすすめ」「ダイエットサプリ 比較」「ダイエットサプリ 副作用」など、ユーザーが実際に検索しそうな言葉をピックアップします。
検索ツールやサジェスト機能を活用することで、関連キーワードを見つけることが可能です。
その後、キーワードごとに「ユーザーは何を知りたいのか」「どういう疑問や不安を持っているのか」を考え、記事の構成を作ります。
このステップを踏むことで、読者が求める答えを明確に提示できる記事になり、検索エンジンからの評価も上がりやすくなります。
ユーザーの疑問や不安を解消する
アフィリエイト記事を読む人は、「商品の購入を検討している人」が多いです。
そのため、「この商品を買うとどんなメリットがあるのか」「デメリットや注意点は何か」「実際の使用感はどうなのか」をしっかりフォローしてあげることが重要です。
- メリットだけでなくデメリットや注意点も丁寧に伝える
- 体験談や具体的な使用例を盛り込む
- 比較対象の商品情報を適宜加える
これらを実施することで、読者の信頼を得やすくなり、購入につながりやすくなるのです。
読みやすい文章構成やデザインを意識しよう!
どんなに内容が充実していても、文章がぎっしり詰まって改行もなく、見出しもないような記事では読者はすぐに離脱してしまいます。
以下のポイントを意識しましょう。
- 見出し(h2、h3など)を使って記事を構成する
- 1文を短くし、適度に改行や箇条書きを入れる
- 画像や図表を活用し、視覚的に分かりやすくする
- 強調したい部分は太字やマーカーを使う
こうした配慮で、読者が最後まで読みやすくなり、コンバージョン(商品購入などの行動)も高まりやすくなります。
実践編:アクセスを集めるSEOとSNS活用
質の高い記事を書いても、アクセスがゼロに近ければ収益は上がりません。
そこで重視すべきはSEO対策とSNS活用です。

SEO(検索エンジン最適化)を基本から学ぶ
SEOと聞くと「難しそう」「テクニカルな知識が必要なのでは」と尻込みする人もいます。しかし、初心者が押さえておくべきポイントは以下のシンプルなものです。
- タイトルにメインキーワードを入れる
- 記事URLや見出し(H2,H3)にも関連キーワードを自然に含める
- メタディスクリプション(検索結果に表示される要約)を適切に書く
- 記事の内容が検索意図を満たしているか見直す
- サイト全体の表示速度やモバイル対応を確認する
これらを守りつつ、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作り続けることで、徐々に検索エンジンからの評価は高まり、アクセスが増えていきます。
ロングテール(長期的)に稼ぐためにはSEOは欠かせません。
SNSで拡散しやすい記事づくりと運用
SEOは結果が出るまでに時間がかかる場合がありますが、SNSは拡散力が高く、うまく活用すれば短期的にアクセスを集めることができます。
特にTwitter(現:X)やInstagram、TikTokなどは、商品体験やレビューが拡散されやすい特徴があります。
- 記事内にSNSシェアボタンを配置する
- 投稿には魅力的なサムネイルやキャッチコピーを添える
- SNS上でユーザーとのコミュニケーションを大切にする
SNSだけで大きな収益をあげるのは難しいかもしれませんが、SEOの効果が出る前のアクセス源として非常に有効です。
また、SNSで顧客との信頼関係が構築されると、別の商品を紹介する際にもスムーズにアプローチできます。
実践編:継続・改善のPDCAサイクル
アフィリエイトで最も大切なのは「継続」と「改善」です。
1本記事を書いて放置するだけではなかなか成果に結びつきません。アクセス解析や成果報酬をチェックしながら、定期的に記事を修正・リライトしていくことで、収益を上積みしていくことができます。
ここまでできるとかなり上級者です!
アクセス解析を活用する
アクセス解析ツール(GoogleアナリティクスやSearch Consoleなど)を使えば、以下のようなデータを確認できます。
- どのページにアクセスが集まっているか
- ユーザーがどのキーワード経由でサイトに来ているか
- 滞在時間や直帰率はどうなっているか
- 特定ページの離脱率が高い理由は何か
これらの数値をチェックすることで、「思っていた以上に〇〇系の記事が読まれている」「直帰率が高い記事はタイトルや導入文が悪いかもしれない」といった改善のヒントが見つかります。PDCAサイクルを回す上でアクセス解析は必須です。
コンバージョン率を高めるためのABテスト
アフィリエイトリンクの配置やボタンのデザイン、キャッチコピーの文言によってコンバージョン率は大きく変わることがあります。
ひとつのやり方に固執せず、複数のパターンを試してみることで、より成果が出やすい導線を作ることが可能になります。
- ボタンの色や文言を変えてみる
- 記事の構成を「体験談先行型」と「商品スペック比較型」で分けてみる
- 一定期間ごとに結果を比較し、良い方を採用する
こうした小さな改善の積み重ねが、アフィリエイト収益を大きく伸ばしてくれます。
記事のリライトと新規記事の追加
アクセスが伸びている記事には、さらなる追記・修正を行いましょう。「古い情報が更新されずに放置されている」状態は検索エンジンの評価も下がりがちですし、ユーザーの満足度も低くなります。最新の情報や具体例を追加するだけでも、アクセスや成約が伸びることがあります。
また、新規記事も継続的に追加し、サイト全体のボリュームと専門性を高めていくことが重要です。
ライバルサイトとの競合を考慮しながら、自分のサイトならではの視点や切り口を増やしていきましょう。
初心者がやりがちな失敗例とは?
ここまでの内容を実践しようとしても、初心者にはいくつかよくある落とし穴があります。その失敗例と対策を見ていきましょう。
すぐに高単価案件に飛びつく
高額案件は単価が高い分、競合も激しいです。検索上位を獲得するのは容易ではなく、商品理解や専門知識も必要になります。
初心者がすぐに高単価ジャンルへ飛び込むと、成果が出ないままモチベーションが下がってしまう可能性が高いです。まずは比較的競合が少なく、需要が安定しているジャンルで実績を作るのがおすすめです。
広告リンクを貼るだけで終わる
「とりあえず広告リンクを貼れば稼げるだろう」という考え方では、まず成果は出ません。
読者が商品を購入したり申し込んだりする理由を具体的に示し、後押しする情報が必要なのです。「どうしてこの商品があなたの悩みにフィットするのか?」を丁寧に伝えることで、ようやく広告リンクをクリックしてもらうチャンスが生まれます。
更新を怠り放置してしまう
アフィリエイトサイトは作って終わりではありません。
検索エンジンのアルゴリズムやユーザーのニーズは日々変化しています。定期的に新しい記事を追加したり、既存の記事をリライトしたりすることで、サイト全体の評価を維持・向上させる必要があります。
「忙しくて放置してしまった」という期間が長いと、次に取り組む際にアクセスがほぼゼロからの再スタートになってしまうこともあります。
成果を出すためにはモチベーション維持が必要?
アフィリエイトは、決して「楽して一瞬で稼げる」ビジネスではありません。
一定の時間と労力が必要であり、結果が出るまでは地道な作業が続きます。そこで重要となるのが、モチベーションを維持する工夫です。
目標を小分けにする
いきなり「月収100万円!」と高い目標を掲げると、達成までの道のりが遠すぎて挫折しやすいです。
まずは「月に1,000円の収益を達成する」「1日10PVを安定して稼げる記事を10本書く」といった、小さな目標を細かく設定してみましょう。達成感を積み重ねることで、次のステップへのやる気が継続しやすくなります。
私(おかねっとBOSS)の場合は1ブログで100円稼げた時「10000ブログ作れば月に100万円達成できる!」と真剣に思い幸せな気持ちになったのを今でも覚えています。
情報を得て大量行動こそ成功のカギ!
「情報収集ばかりして実践はほとんどしない」という状態では、いつまで経っても成果は出ません。
一方で「何も学ばずに独学で記事を書き続ける」だけでも、改善が進まないため成果に結びつきにくいです。
学習したら実践、実践して分からないところが出てきたらまた学習というサイクルを回すことで、最短ルートで成長できます。
大量行動こそ正義です。
仲間を見つける・コミュニティに参加する
一人で作業していると、モチベーションが下がったときに相談できる相手がいません。アフィリエイト関連のコミュニティやSNSでつながりを持つと、情報交換や励まし合いができ、作業も続けやすくなります。
ブログ仲間がいるだけで、孤独感が減り「もう少し頑張ってみよう」と思えるものです。
おかねっともそういうコミュニティを作っていくつもりですのでご期待ください。
まとめ
アフィリエイトを「稼げない」と感じている人の多くは、正しいやり方を知らないか、途中で諦めてしまっていることが原因です。アフィリエイトはやり方しだいで、しっかり成果を出せるビジネスモデルと言えます。以下のポイントを押さえて、ぜひもう一度チャレンジしてみてください。